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和菓子を監修する丸三老舗7代目店主 笹沼和彦さん(左)と主演の野村啓介さん
新型コロナウイルス感染症の影響から新たな生活様式が広まる中、市内でもWithコロナ期の新たな試みが模索されています。
6月11日、まるさんカフェで記者向けに、映像コンテンツに実体験を結び付ける新たな取り組み「おかしなプロジェクト」が発表されました。同プロジェクトは丸三老舗7代目店主の笹沼和彦さんと俳優の野村啓介さん(劇団・ブラボーカンパニー所属)が、「和菓子と芝居で何かできないか」と話していた中で企画されました。
映像コンテンツは、丸三老舗が販売する和菓子とセットにしてECサイトBASEで6月21日(父の日)から販売予定。和菓子の中に、購入者のみが閲覧できる動画リンクのQRコードが同封されています。また、毎月1話(全12話予定)がミニドラマ「テレホーム(1話10分)」として、季節の和菓子などと一緒に販売{和菓子の価格+コンテンツの価格(1話は500円)}されます。
ドラマ中では、茨城県鹿嶋市出身で現在は都内に在住する中年独身サラリーマンが、テレワークや自粛の中、希薄だった地元や家族との関係やコロナ禍での仕事のあり方などが、実家の母から届いた地元の和菓子をきっかけに少しずつ変化していく様子を描いています。さらにドラマ中に出てくる和菓子と同じものを食べることで視覚や聴覚だけでなく、味覚を含めた五感を刺激し新たな体験ができるといいます。
このプロジェクトを立ち上げた笹沼さんは、「新型コロナの影響で、店舗での商品販売だけでなく、ドラマや演劇、映像制作といった分野でも大きな被害を受けている。その中で模索し、今までなかったものを生み出せるので、個人的にもわくわくしている」と話しました。
本編に先立ち、6月11日から予告編が公開されています。
下記リンクからご覧ください。
https://youtu.be/PTfoR3sVUm8<外部リンク>
主演:野村啓介(茨城県牛久市出身)
脚本:しおつかこうへい(茨城県取手市出身)
監督:片岡大樹(大阪府出身)
和菓子監修:笹沼和彦