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5月7日に鹿嶋市役所で開かれた記者会見で、一般社団法人鹿島医師会(会長 松倉則夫)は、県立カシマサッカースタジアムの敷地内でドライブスルー形式のPCR検査を行う「鹿行地域PCR検査センター」を開設することを発表しました。
この検査センターは、鹿島医師会が運営主体となり、「症状がある方や医療機関の診察結果から新型コロナウイルスの感染が疑われる」と潮来保健所が判断した方などを対象に予約制(1日あたり20件)で運営されます。
運営は5月11日から始まり、時間は平日13時~15時のみ。資材などは潮来保健所や鹿行5市(鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市、鉾田市)が負担します。
同センターは潮来保健所で事前に検査対象と判断された方が受診することとなり、一般の方が直接行っても検査することはできません。
松倉鹿島医師会長は会見で、「新型コロナウイルス感染症の発生以来、医療機関では不安や緊張の中で診療を続けている。その中で、感染の疑いがある方が、適切な場所で検査を受けられる体制を整えることが急務と考えていた。今回、潮来保健所や(株)鹿島アントラーズ、(一財)茨城県薬剤師会検査センター、鹿行5市の協力のもと開設できたことを感謝したい」と話しました。
5月10日、県立カシマサッカースタジアム敷地内で、鹿行地域PCR検査センターの事前リハーサルが行われました。
潮来保健所の職員が実際に防護服に身を包み、役割ごとにリハーサルを行いました。
入口で、検査対象者かどうかを名簿で確認します。本人の氏名はダッシュボードに出していただきます。
誘導員の指示にしたがって、検査場所に移動します。
感染防止のため、窓などは開けず電話を使用し本人確認を行います。
医師が10秒程度で検体を採取し、看護師に渡します。
検体を受け取った看護師は、検体の入った容器を密閉します。
密閉した容器を、専用のケースに入れ厳重に保管し検査されます。
実際の容器はこちらです。取り違えがないように、ラベルに氏名が記載されています。